便かと思ったら屁
漏れると思って急いでトイレにかけこんだらおならだけ、そんな経験がよくある。
さっきまで確かにおなかの中にあったのにどこ行ったの?って思う。
「自分のことは自分がよくわかってる」っていう自信が思い違いであったと
気づかされる瞬間である。
トイレってなぜ落ち着く?
トイレは何故、落ち着くのか。心理的に考えると以下の理由らしい。
・パーソナルスペース
・壁に囲まれている
・用を足す場所
パーソナルスペースとは、いわゆる縄張りのこと。自分の体から大体、2メートル以内の
空間だそうで、ここに他者が入ってくると、途端に緊張するようになる。
(男子トイレの小便器で、すぐ横に人が立つと少し「お・・・」ってなる。あのカンジ)
その縄張りを囲うように四方が壁になっているトイレは、自身のパーソナルスペースに
人が入ってこないような作りになっているため、落ち着くのだそう。
そしてトイレでは用を足す。(当たり前か・・・)
用を足すと自然と緊張がほぐれる。大きいのを出したときなど、小さく「ふぅ・・・」
と声が漏れたりするものだ。このトイレ本来の機能もリラックスする要因の一つである。
トイレの芳香剤について
トイレの芳香剤について、僭越ながらモノ申したい。
石鹸の香りや、森の香りみたいな匂いの芳香剤は、まだわかる。
ただ、バラの香りや、甘い香りのするヤツ、あまり強い言い方はしたくはないが、
正直「どうかしてる」と思う。
くさい香りに、濃い香りをかぶせても「臭い+濃い」香りになるだけで
根本的な解決になってないんじゃないかと。
よく「臭い物に蓋をする」ということわざがあるが、文字通りそれで、
臭いものが無くなるわけではないので、意味ないんじゃないのって思ってしまう。
自宅なら、自分で選べるので芳香剤ではなく、消臭剤を買ってきて使えばいいのだが、
(芳香剤も無臭の物を選ぶ)ホテルのトイレなんかでバラの香りが匂ってくると
逃げ場がない。
でも、そういう「匂い付きの香り」が未だにホームセンターなんかに
陳列されているのを見ると、やっぱり需要があるんだろうか?
トイレで花の香りを楽しみたい人がかなりの割合いるという事実を
受け止めると、自分の考え方が少数意見なのかもしれない。
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