クローン

クローン技術

世の中には自分と同じ顔の人間が3人いると言われている。

その人は、やっぱり顔だけじゃなくて性格や考え方、育った環境なんかも

似ているんだろうか?逆にそれらの条件がそろっていれば

似たような顔になるんだろうか?


クローンについて思うこと

現在、クローン技術は動物に用いるのは禁止されている。

もちろん、倫理的な問題だが、将来的にはわからない。

今の所、人の生活に必要とされていないから使われてないだけで

(必要に迫られたら「やっちゃう」のが人の性だと思うので・・・)

ただ、人間に使用した場合、どこまでそっくりに出来るのか、

そこの興味というか、疑問がある。

身体的特徴、記憶、どこまで再現されるものなのだろう?

クローンで有名な実験といえば、クローン羊「ドリー」だが、

同じ遺伝子を持った羊が生まれた!というだけで「同じ記憶を持った羊」

なのかどうかわからない。人から見れば「羊は羊」だし・・・


ホントに全部コピーできる?

これは個人的な考えだが、ホントに全部、そっくりそのままというのは

難しいような気がする。身体的な特徴、記憶はコピー出来るとして、

人の体には、「身体的記憶」というものがあると思う。

脳の記憶とは違い、体に残る記憶がある。

筋肉の動かし方、指の動かし方、

これらは、脳からの信号(記憶)で動かされている部分もあるだろうが

いわゆる、「手癖」で動作している部分もあるのではないのだろうか。


「身体的記憶」

クローンはいわば、「成人の体と記憶を持った新生児」のようなもので、

すぐにオリジナルと同じ動きが出来るのか、とういことに疑問がある。

例えば、「手塚治虫先生」のクローンが出来たとしても生まれたばかりの

「手塚クローン」はあのペンタッチの漫画は描けないと思う。

それは手塚先生が生前、手を動かし続けた「経験」によるところが大きいと思うからだ。

クローンには、手で絵を描いた記憶、手で何を描いたかの記憶はあっても、

手をどういう風に扱ってたかの、細かい「感覚」まではわからないんじゃないかと思う。

そういう「生まれてから経験しないと身につかないもの」というものまでは

コピー出来ないんじゃないかと思う。

まあ、実際「自分はクローンです」という人に出会ったことはないから

ホントの所はわからないが、SFによくあるような「自分がクローンとは知らなかった!」

的な展開にはならないのかな・・・と

戯言
スポンサーリンク
のんびりアカデミー

コメント

タイトルとURLをコピーしました