「働かざること」
「逃げ足の早きこと、風の如く」
「空気読むこと、林の如く」
「遊びを楽しむこと、火の如く」
「働かざること、山の如し」
働くという呪縛
「働いたら、負け」というネット界で有名な言葉がある。
(正しくはテレビのインタビュー映像の一言らしいが)
これからは「あえて」働かないという選択肢もアリなんじゃないだろうか。
今までの価値観では、【生きる=働く】という捉え方でやってきたんだと思う。
特に日本人は、働くことは美徳であり、働き者は幸福である。こういう考え方が強い。
これ自体、素晴らしい考え方だと思う。否定することは何もない。
ただ、その価値観の裏返しとでもいうのか、
働かない者にはとことん厳しい・・・orz
「働く=善」であっても「働かない=悪」ではない。
「白と黒」の間には無数の色があるように価値観はグラデーションで出来ている。
優秀の対義語は「劣等」ではあるが「平凡」でもある。
「働く」と「働かない」の間にも様々なライフスタイルがあるんじゃなかろうか。
一生食うに困らないお金があるなら無理に働く必要もない。
そんな人も世の中にはいると思う。そういう人の事は「無職」と呼ぶより
「仕事をしなくてもいい人」「仕事から解放された人」
という方がしっくりくる。
これからの働く
とはいえ、働かなきゃお金は無くなる。お金がなけりゃ食うに困る。
どうしたもんか・・・? 難問である。
とりあえず、節約を考えてみる。
「生きる」に直結しないお金を使わないようにする。
娯楽・遊興費
娯楽・遊興費を削ってみる。幸い、タダで楽しめる娯楽は増えている。
何とかお金を使わずに楽しむ方法を見つけてみよう。
嗜好品
タバコ・酒・お菓子を削ってみる。これは人によっては難しい。
ただ、削れたとするとメリットは大きい。この手の嗜好品はいわゆる
「健康資産」をものすごく出費するから、この嗜好品を削るだけで
医療費の削減にもつながる。
医療費
「健康というのは一番の財産である」全くその通りだと思う。
というより、健康でないと余計なお金を使うと考えた方が良いだろう。
もちろん、持病や仕方のない病気はあるが、それでも日々の暮らしの中で
改善できる点は多い。
交通費
電気自動車に変える、自転車を使うなど、出費を減らすのはこんなところか。
「通勤電車を一駅だけ歩く」などすれば健康にも良いので医療費の削減にも
つながるのではないだろうか。
【生きる】=?
これまでの【働く】は幸福に生きる手段であったが、
昨今は、必ずしも幸福に直結していないんではないかと感じる。
働くことがかえって、幸福ではないと感じたり、生きづらさを感じたり。
生きる為に必要なことが、生きる事の足かせになっているような本末転倒、感がある。
大切なのは、自分の人生において、何を優先させるべきか、
「自分の中での正解」をしっかり決めておくことではないだろうか。
この正解は人によって違うのだろうけど、これを自分の中でコレ!
と決めつけられた時、人は幸福を感じることになるんだろう。
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